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2016年12月

2016年12月26日 (月)

関八州~蟻の門渡り~高山新道

 お姉さま方と紅葉時期に、奥武蔵の黒山三滝から関八州へ来た。
その時、地元のマイフレさんが、「ここから蟻の門渡りへ行けるのよ」って教えてくれた。
奥武蔵にそんなところがあるの?(ノ°ο°)ノ
「登りじゃ面白くないですよ、下りで歩かなきゃ」って。
彼女は、南アルプス鋸岳の鎖場を、面白かったっていう猛者!
「やだよぉ~ 取り敢えず登りで通ってみるよ」
ってことで、週末会の忘年山行は奥武蔵。

 朝の関八州見晴らし台は、気持がいい。
(*^_^*)v
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筑波に、日光男体山に女峰山!
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重なる山々は、丹沢、奥多摩、奥秩父 
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 じゃ、行ってみよう。
山頂から、北側へ延びる踏み跡に入る。
黄色のビニテに[蟻]って書いてある!
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尾根をガンガン下りると、P704。
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東北東の杉の植林地を、またガンガン下る。
尾根が緩くなったと思ったら・・・
これかぁ~。
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 確かにナイフリッジで、てっぺんはとがってる!左に巻き道。
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でも、巻き道の方が怖そう。
トラバースは嫌いだし・・・
松をつかんで登り出す。
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跨いで登るって言うより、片足を三角のてっぺんに、片足をちょっと下の足場を見つけて置いて、って感じで、ほんの数歩。
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途中の1歩だけが、ちょっと怖い。これ、登りで怖いんだから、私は下りは嫌だぁ~(;´o`) 上から見るとこんな
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 そのすぐ先の岩に、武巌琴宮って言う立派な石碑がある。 
Pc257369 宮? お社とかは特に見当たらない。
 昔、この辺の岩屋で、修験者様がご修行でもなさってたのかな?
途中で赤城連山と左に谷川が見える。
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 いったん林道へ出る。
法面までの急傾斜には、トラロープ。
Pc257370林道から降りたところを撮ると、こんな急斜面
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 ぼぼ真下に、四寸道が続いていて、この辺りの古道らしい。
すぐ左下を、猿岩林道が通ってる。
20分ほど、土の林道のような幅広い道を歩くと、舗装の林道に一度出る。
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その先、右のピークが猿岩山(461m)
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 今、林業さんが入って、木を切り倒したり下枝払いの最中みたい。
・・・困ったなぁ。
一年の最後に、ずっと家にいた モン子をお嫁に出そうと思って、連れて来たのに。
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 山名の書かれた赤テの上に、モン子を付けて、お手紙を挟んで来た。
『林業さんへ お仕事ご苦労様です 申年の最後に厄が去るお猿の人形を、猿岩山へ置いて行きたいです。もしこの木を倒すなら、別の木に付けてくれたら、とっても とっても 嬉しいです』って。
 結んだ紐を、ちょうちょむすびにして来ました。
どうかなぁ。
林業さん、怒って捨てちゃうかなぁ(;>_<;)
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お猿さん、今年一年ありがとうございました。

 一月に、伊豆の猿山と、愛知の猿投山に、モン太とモン吉を付けて来た。手編みの、赤いチャンチャンコを着せて。

 たまにネットで見ると、人気の猿投山のモン吉は、鯉のぼりを持たせてもらったり、お花を飾って貰ったりして可愛がってもらている~。
(^ー^* )
伊豆のモン太は、木が倒れたのか、山名板と共に、別の場所に置かれているみたい。

 ここは、バリとは言っても奥武蔵。
どなたか来年、猿岩山へ登ったら、モン子が無事かどうか、見てきてくださいませ。

 林道を下って、高山新道から、花立松の峠近くへ登り返す。分岐には日照水
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 途中、筑波山が雲海の上に浮いて、とってもきれい。
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 戻った関八州からは、富士山がきれい。
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 顔振峠の富士見茶屋で、美味しい手打ちそばを頂きながら、
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今年の反省会。今年は、日帰り剱とか奥穂とか、結構ハードなのが多かったね。私も年取って来たし、来年は、もう少しのんびりと歩けるお山がいいなぁ。

 一年間ありがとう。
また来年会おうねぇ( ´ ▽` )ノ

手近な奥武蔵で、しっかり遊べました。
(^ー^* )

2016年12月16日 (金)

伊豆長九郎 暗沢山

 今年の忘年山行は、どこにしましょうか?
 って聞いたら、
「もう冬の山小屋は嫌よ。去年みたいに伊豆の温泉がいいわ~」ですって。
お山から下りて温泉 まではいいのよ。
その翌日にも、近くに登る山があるところって、そんなにないのよねぇ。
しかも、南伊豆になるとアクセスが~(;´o`)

 だいぶ前からあれこれ悩んでいた。
で、K姉さま以外未踏の、長九郎にしよう!と、ここまで決めた。
ここは、シャクナゲで有名なお山。

 熱海まで新幹線か、踊り子号で下田か・・・
翌日の松崎からは、長距離バスで三島へ出て新幹線で帰らないと、お夕飯に間に合わないかな。
バス便が~、と、あちこち調べて四苦八苦。

 塩山タクシーさんに乗っている時、いつものお友達運転手さんが、
「俺、ジャンボで泊まってもいいよ。2日で5~6万で行くんじゃない?所長と交渉して見れば」
ですって( °o° )
今回、マイフレさんが3人ご参加。
なので、公共機関で行く場合、電車+タクシー+バスで、交通費15000円ほどのところ、
半分近い割安で、運転手さんにお昼もご馳走できて、お安く上がりそう~(^v^)v

 なので、横浜から伊豆へ行くのに、大月集合。( ̄~ ̄;)ウーン・・・家からだと、登山口に着くのが1時間以上余分にかかっちゃうなぁ。
 
 ところが、この二日間に限って、雨マークがついてる (+_+)雨だと、ランチ場所にあれこれ悩みます。タクシーも宿も予約しちゃってるし・・・早目に降らないで欲しい!
 富士急ハイランドの近くから、山中湖の脇を抜けて、伊豆半島へ入る。
南へ南へ・・・。

 長九郎登山口から、林道を上がった安田橋登山口のゲートまで、登ってもらった。
ここで標高400m 
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 わざわざ大月経由で、しかもタクシーのナビが新東名がない古いやつだったから、登山口到着が12時になっちゃった。塩山タクシーさんは、塩山近辺でこそ土地勘があるんだよね。これに懲りて、帰り道は、ずっとナビしました。

 登山口で、ランチバイキング!

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なんと今回、運転手さんをバイキングにご招待。みんなの勢いに、タジタジ~。
沙羅さまみずから、紙皿に取って進ぜましょうぞ("⌒∇⌒")
8人+運転手さんの9人。それは賑やかなランチでした。
 
 さて、林道ゲート奥から・・・
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山葵田に、紅葉がきれい
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登山道は、いきなりの渡渉から始まる。
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水量が多かったら、難儀でしょうね。これがあるので運転手さんに、「万一のために3~40分待っていてください」ってお願いした。寒い季節なので、万一ドボンしちゃったら、地元のタクシーが入ってくれない林道なので、心配。
 
 谷筋の、ガラガラで歩きにくい急登り。
そうだ、去年天城山稜の、崩れたトラバースで苦労したんだっけ。
この辺り、あんまり整備とか、入らないみたい。朽ちた橋は、渡れずに・・・
Pc137050端を歩く
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今は通行止めの林道に、何度も出て、横断したり、ちょっと悩んだり。
林道に出るところに、次の登山道の案内をつけておいて欲しいねぇ。
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 パラパラと雨が降り出した。
で、みんなで雨具を着て、傘をさして、
やっと長九郎(995,7m)辺りはガスって真っ白。
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 長九郎山は京丸シャクナゲの南限なんだって。日本に自生する野生のシャクナゲは、キバナシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、ホンシャクナゲ、アズマシャクナゲ、キョウマルシャクナゲ。 アズマシャクナゲとホンシャクナゲの中間種がキョウマルシャクナゲ。
ほんのりピンクでかわいいのよ。
 この辺り、ヤマツツジやベニサラサドウダンの木も多い。でも、今は落葉して、静かな尾根になってるよ。

 山頂は樹林で眺めはないけど、ものすごく高い展望台が建てられている。
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こんなお金のかかる建造物を作れるなら、もうちょっと、登山道を整備してほしいなぁ。
 でも、山また山の連なり、の向こうの富士山は、感動的なのよ!
・・・今日は、富士山どころか、近くのお山も見えませんが~(;´o`)

 八瀬峠から宝蔵院へ下山。
これ、案内に[大沢→]って言うのしか書かれてないの。
地形図見ても、そのお名前は乗ってない。
方向はあってる。でも、いいのかな、いいのかな、と分岐のたびにドキドキしていたら、やっと、「宝蔵院→」の名前が出ている分岐。
(;-_-) =3 ふぅ~。よかった。
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こういう土地勘のない場所を、大勢連れていると、すっごく緊張するね。

 歩き出しが遅かったから、まだ4時前なのに、薄暗くなったころ、宝蔵院に出た。
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 そこには、お抱え運転手("⌒∇⌒")
今夜のお宿、松崎伊東園ホテルへ送ってもらう。

 去年は、漁師宿の小さな民宿で、めっちゃ美味しいお刺身が味わえた。
今年もそう言うお宿を探したんだけど、松崎にお安い宿がみつからない(;>_<;)
で、伊東園ホテルが、飲みほが付いて8,424円
これ、お姉さま方にはお得かも~。
ビール・サワー日本酒・ワイン・焼酎が飲み放題。
タラバ・ずわい・鮑・サザエ・帆立・金目・あぶり寿司 などなども食べ放題よ~。
Pc137067温泉も、気持ちがいいですねぇ~。


 12月14日
朝風呂に入って、朝食バイキングを頂いて、
お抱え運転手さんに、暗沢山登山口まで送ってもらう。
「もうちょっと先のT字路で止めて」
近くの鍼灸院?の電話番号を調べて来たの。
本来の管轄外の伊豆だから、運転手さんもカーナビを入れられれば楽でしょ。

 「3時間半後に、ここに来てね( ´ ▽` )ノ」 この時は、この後とんでもないことになるなんて、知る由もない。
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 細い道は、長者原遊歩道、って看板がある!が・・・
草ぼうぼうで、倒木だらけで、雨で流された落ち葉と枯れ枝が積まれた、とんでもない遊歩道。おまけに、朝のうちに止む予報の雨は、ますます強くなる(;>_<;)
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 遊歩道とは言っても、全く整備されていない。
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長者原に出るのに、草藪の後、背丈を越すカヤトの藪!雨で濡れて、先頭から3番目くらいまでは、一瞬でびっしょびしょ。草に着いた露を全身で拭っちゃうからね。それでも、後ろの方の人まで濡れたって。ここから出て来たよ~。
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 藪からでた途端の右に、らくらくコース って、草が刈られた道。
これ・・・どこへ行くのかな?

 いったん下って大峠に出て、車道で一等三角点暗沢山(520,1m)へ
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高い鉄塔があって、ここからも、山また山の向こうに富士山が見える、いいお山なんだよ。今日は眼下の海も見えないけど~。

 長者原の東屋でおやつを配って、さて「あの、らくらくコースって言うのでさっきの分岐へ出そうな気がするんで、行って見ていいですか」
「賛成」「さんせ~い」
みんな、雨の日に背丈までのカヤトの藪漕ぎは嫌だよね。
これが間違いの素。
途中までは、方向は良さそうだった。
ところが、下り過ぎる(;>_<;)
広場に出て、はっきりした道は行きたい方向と反対。「これじゃ向きが反対。北側に道 ない?」と探したけどない。ちょっと先まで行っても、戻る林道もないし、やっぱ戻りましょうか って言った時の、お姉さま方の顔! みんな、目が点。
「でも、この道で大きな道路に出るんじゃなぁい?車を回してもらえばいいじゃない」今日ゲストの、古い山友のケアマネさんが言う。
( ̄-  ̄ ) ン~ ここまで来ちゃったし、そうするかぁ。ところが、運転手さんに電話しても、電波が届かない(/_;) 後で聞いたら、2度かかって来たから掛け直したけど、圏外でつながらなかったって【T_T】 第一、この辺の林道は、口で説明してわかるような、簡単な道じゃない。

 20分ほど降りたら、ツツジ原ビジターセンター ってところに出て、数人の人が居た。
道を尋ねると、やっぱりカヤトの藪へ、登り返すしかないって(;>_<;)  でないと、歩いたら3時間以上車道歩きだよって。

 なんとこの方が「タクシーのとこまで乗せてやろうか?2人乗りの軽トラだけど」って。
地獄に仏!
で、タクシーの場所まで車で25分。リタイヤ後に、伊豆に住み始めたって言うその方に、色々お話を伺いながら、タクシーの待つ登山口へ。タクシーの運転手さんを先導して、分かりにくい林道をウネウネ。これ、土地勘のない人に、口で説明しても、迎えに来てはもらえないわ!

 この時、タクシーを待っていたお姉さま方は、ビジターセンターのボランティアさんに、おでんとコーヒーをご馳走になって、待っていられたって。雨に濡れて冷え切らなくて、ありがたいわ~。お年を重ねると、疲れた後の低体温症が、一番怖いもの。

 結局、往復で50分近く、私たちの為に運転して下さった、見ず知らずの方に、重ね重ねお礼を言って、持っていたポチ袋に、ガソリン代を包んだ。
そんなものじゃ、感謝してもしきれない。

 やはり『下り過ぎだな』と『おかしいな』 と思った時に、早目に元に戻るのが基本だね!いくら雨でも、藪でも(;>_<;)
こんなありがたい結果になって、ほんとうによかったけど。

 下山して、帰路の途中で、運転手さんも一緒にイカスミ焼きそばでランチ。
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運転手さんと、道路の話をしていてふと後部座駅を振り返ったら、お姉さま方それぞれが爆睡。

 二日続けて雨の中を歩いたら、疲れるよね。
道間違えの後、タクシーまで乗せて頂いたビジターセンターのボランティアさんに、本当に、本当に、感謝です。 

 寒い雨の日に、土地勘のない山へは、お姉さま方をお連れするのは もう止めよう。エアリアマップの赤実線ルートが、これほど荒れ果てて廃道化しているとは、思わなかったよ~。
【T_T】
堂が島でやっと海にお日様が
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 途中の駅で降りたいって方がいて、でも、どこで自動車専用道路を下りるかが難しい。あれこれ運転手さんと協議して、伊豆縦貫道を一旦降りて、三島駅へ寄ることに。車窓から、三島大社へお参り~。

 お姉さまと、ご近所のケアマネさんの二人を降ろして、高速へ戻って、大月到着が5時半。

 大月駅前は、富士山模様のイルミがきれい。
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 塩山タクシーの運転手さん、長時間の運転、お疲れ様でした( ´ ▽` )ノ
来年もよろしくお願いします~。

 久々に、お山からの帰宅が8時近く、お夕飯には、完全に間に合いませんでした(;´o`)

 今回は、反省点の非常に多い山になりました。
 エアリア実線でも、南アルプス深南部並みに、伊豆も道が荒れているんだね~(/_;)

2016年12月12日 (月)

宝尾根~大山三峰~鍋嵐

 丹沢のバリルートで有名な鍋嵐。
宮ケ瀬ダムの端っこから、ゴジラの背中って言われている、幾つのもギザギザを越えるルートが面白い。
ハタチヶ沢近くからの周回ルートが、ここを歩く一番のだいご味だった。
でも、橋は、ゲートがあって、林業さん以外入れない。
乗り越えて渡った人が、数年前に捕まえられて、警察へ連行されて罰金を払ったって聞いた。
もう、この橋経由は使えないんだなぁ。
と思っていたら、マイフレさんの日記で、城砦のようなもの凄いゲートが増やされたらしい。
同じ頃行った友人から、地面に置かれていた山名板がなくなってるって聞いた。
それじゃ、登山道からちょこっと寄り道して、お名前だけ付けに行こうか。

 谷太郎川脇の林道を、清川宝の山って言う石碑まで行く。

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ここ、ものすごくヒルが多い地域。
私が、蛭に初めて献血しちゃったのもこの近く【T_T】
なので、このくらい寒くなるまで近寄れないの。最初の急登りの上が・・・
('◇'*)わぁお
紅葉が最盛期!
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 このルート、結構昔から歩かれてたんだけど・・・標高差600mを、一気登りすると、通称ラッキーセブン(標高777mピーク)でいったん緩む。そのラッキーセブンから先が、どんどん痩せちゃってるのね。
 丹沢詳細図に、熟達者向きって書かれているのが分かるわ。
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 尾根に木が茂っているので、踏み跡がトラバースしている部分の、途中が崩落しているところがあって・・・私は茂みに突っ込んで、髪がぐちゃぐちゃになりながら登ったよ。藪で怪我はしないけど、崩れたトラバースは、滑落しそうで怖いじゃないの。
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 この尾根、はっきりしてるから、下りで使ってもまぁ迷わないかな。
ただ、末端で東南の尾根へ引っ張られると、マス釣り場へ降り立って怒られちゃうの。
で、東南尾根は、通称『しかられ尾根』って言います。そちらもしっかり踏み跡があります。
江の島もきれいだった
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 大山三峰への、主尾根に登ったところが七沢山(910m)

Pc117003 ここからは、危ないところにはちゃんと鎖がついている一般登山道。
 週末会でも何回か来ている大山三峰北峰の、三角点にタッチ。
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北へ、辺室山方向へアップダウン。筑波山や雲取や
Pc117012飛竜・雁坂嶺・破風・木賊も見えたよ
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 途中、物見峠の先に[登山道ではありません]って言うとうせんぼ案内が立っている。
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な~んて分かりやすい("⌒∇⌒")
ここが鍋嵐の分岐。

 静かに尾根歩き、のつもりだったのに、ここで10人ほどのグループがお食事中で、スリングなんか出し始めた。
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「鍋嵐へいらっしゃるの?」って聞いたら、そうだって(^o^; ほえ~ こんな大人数に先に歩かれたら、ヤセオネで追い越すこともできないし って、急いで出ようとしたら、別の女性二人が先行した。ちょっと歩いたら、今度は下山の人とすれ違う。

 どんだけ人気なの? 鍋嵐!(ノ°ο°)ノ
で、女性2名が先を譲ってくれて・・・

 ちょっと降りて登ると719ピーク ここで、道なりに、はっきりした尾根があるの。 
でも、ピーク直下をトラバースして西へ。

 この手前に、赤テープ類がいっぱいあるんだけど、そこのトラバースルートはもう崩落しちゃってて、今はテープ類がないところから、トラバース。
 こちらも痩せ尾根で、最後は這うような急登で鍋嵐(817m)
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 あれ? 山名板がなくなってるって聞いたけど、木の根っこに誰かが挟めた感じで、ナベ
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しか読めないけど、ちゃんとあったよ。
でも、今回は、書いて来ちゃったんだよね。
なので、新しいお名前、付けてきました。
(/・o・)
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 下山途中で、分岐にいたグループの方が上がってきたので、しばらく避けて待って・・・
皆さんヘルメット姿で、急登りにフウフウ言って登って来た。スリング肩掛けの方も。クライマーさんみたい。皆さん、宮ケ瀬へ下りられないことをご存じで、ピストンらしいです。

 物見峠まで戻って、谷太郎川へ下ります。
この道、一般登山道なんだけど、途中のトラバースが落ち葉に埋まって、ちょっと嫌。エアリアマップでは、危険マーク。途中、[この先800mほど崩壊しているので注意]って看板がありました。
Pc117034 10分ほどは、結構慎重に歩きました。

 下山して、登山口には[ここにヒルを落としたままで行かないでください]って言う看板
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そりゃ、迷惑ですよね。清川村のこの辺の登山口は、それぞれにヒルキラーとか、お塩とか、置かれています。地元の方、大変ですよね。
林道を歩いて、車まで戻りました。

 最期の紅葉と、バリエーションのほどよいスリル、楽しかったよ。

 累積標高差1200mしかないのに、ちょっと足が張ってる感じ。難路で踏ん張ったりするからかな。でも面白かったよ~(^ー^* )

2016年12月10日 (土)

富士大室山 大室風穴・背負子風穴・富士風穴

 ひょんなことから、山友が連れて行ってもらうお山に、横入りで参加させて頂くことになった。

 中央本線で、山友と合流。勝沼で、リーダーさんに、よろしくお願いします(/・0・) 

 精進湖の脇を通って、大室山が、だんだん近くなる。この緑のモコモコな、富士の樹海が好き。溶岩と苔と、針葉樹と広葉樹の混合林。

 車を置いて、林道ゲートから樹海へ。
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谷に沿って登ると、葉の落ちた自然林。
( ^o^ )うっわぁ~。
木漏れ日が、柔らかくてきれい。
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 大室山は、4000年ほど前に噴火した単成火山なんだ。愛鷹や箱根は、40万年前って言うから、地球レベルでは新しい方かな。
リーダーが、道のない斜面を登って行く。
私は、きれい~とか、おしゃべりしながら、最後尾からついて行く。
いやぁ("⌒∇⌒")  気楽でいいねぇ~。

 標高差 300mほどで、お鉢に出る。
大室山(1468m)山頂は樹林。
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南へスズタケを分けると、藪っぽい場所に、
二等三角点 点名『大室山』
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その先が、展望地。

 目の前に、ズームしないのに、画面からはみ出す富士山。そうだよね、だってここ、富士山の裾だもん。 残念なことに、今日はみごとな傘雲に覆われています。
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いいよいいよ、火曜日に、佐渡からのマイフレさんに、きれいな富士山を見て頂けたんだから。その時の倉見が見えてます。
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 笹っぽい道から、葉を落とした広葉樹林の斜面を、ザクザク100mほど降りると、火口に出る。
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('o'=) こ・ここは・・・
なんて言うか、異空間?
Pc096911
何か、妖精さんでも出て来そうな、枯草の草原でした。地面には、カエデ科の葉っぱがいっぱい積もっている。ってことは・・・新緑の時はものすごくきれいだろうなぁ。
ここ、お姉さま方を連れて来た~い!

 火口西側から、時計回りに一度山頂へ戻る。ちょい藪こぎ。
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リーダーさんが、とぼけた表情で「あれ?ここどこだろう。どこだか 分かんなくなっちゃったよ」って、山頂手前で言う。爆笑!
 これ、お姉さま方お連れした時、言ってみようかな("⌒∇⌒") キャハハ

 さて、こう言う、尾根がはっきりしないお山は、下山が難しいんだ。

 でも、ここへ何度も来ているリーダー、ピンポイントで広場へ降りた。でね、下山後に、面白いところに連れて行ってくれたよ。

 平安時代、富士山の北西山麓ですごい噴火があったんだよ。
貞観大噴火って、色んな記録が残ってる。地震もすごかったんだって。 流れ出た大量の溶岩は、大室山を迂回して流れて、森林地帯を焼き払った。 だから、大室山は、新しい溶岩で覆われていないから、植生が豊かで、ハリブキやカエデ科の木も多いの。
 ドロドロと、燃えながら流れた溶岩は、北麓にその頃あった、大きな湖を埋め尽くして止まった。溶岩は空気に触れたとこだけ、急に冷えて固まり。でも中身はドロドロのまま流れるから、空洞だけが残っちゃうのが風穴。大木とか埋めて、後から木が燃えてできた穴もあるよ。中にガスとかたまって、ボコッと息を吐き出してできた穴もある。
 その辺の溶岩地帯が、長い年月を経て、鬱蒼とした緑の森になっている。
 ツガ・ヒノキ・ハリモミとかの針葉樹と、ミズナラやイヌブナなんかの広葉樹の混合林。
 そんな中に、色んな穴が開いてるの。
国指定天然記念物なんだけど、案内板は少ないし、道標はない。
 そんなものがあると、探そうとして、迷っちゃうからね。樹海は、どっちを見ても同じように見える景色で、とっても迷いやすいんだよ。
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 最初に大室山北東の、大室風穴へ。
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ほんとに、ぽっかりと地面に穴が開いてる。
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ここから、リーダーがまだ見つけられてないって言う、背負子風穴ってのを、一緒に探す。途中、巨大サルノコシカケが。
Pc096933で、座ってみた。座り心地がいい!
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「この辺、何度も歩いたんだよ」って言いながら、方角だけで歩いて「あった~」って!
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おぉ~(ノ°ο°)ノ
Pc096937
 ここは、入口がほどよい傾斜で降りられる。
Pc096938
ヘッデンつけて、細い穴へ降りて入ると、奥が深くて、広くなってる。見つかって、よかったですねぇ。すごい勘ですねぇ。
Pc096942
 さっき降りた地点へ戻って、ここはほんとに癒される空間。
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富士風穴へ。
ちょっと前、タモリさんがテレビでここへ来たのをやってたんだって。
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 ここは、かなり広くて、入り口の段差には、梯子がある。
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もちろん明かりはないから、ヘッデンつけて、足元が見やすいように、もう一つ懐中電灯つけて。
 奥には氷があって、明治時代には蚕種を貯蔵する場所としても、使われていたらしい。一年中 寒いもんね。
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 融けて・凍って・融けて・・・ツルツルの地面は怖い。ずっと奥に、斜度のある氷の床。リーダーさんは、もっと行きたそうだったけど・・・ここはアイゼン禁止だし~、
無理~(;>_<;)
で、あちこち眺めながら、慎重に戻ってきた。

 私のカメラじゃ、広い氷の洞窟が感じが伝わらないけど・・・
 ケービングごっこ、面白かったよ。
Pc096970すごく広いんだよ。
Pc096975
 観光バスとかで行く、鳴沢風穴と氷穴は、観光客がゾロゾロだけど・・・
こちらは、自然林の中にシーンとして、ステキな雰囲気
(*^_^*)v

地球の気のエネルギーが、もらえる気がする~。

 観光化されていない洞窟探検、最高!
(=●^0^●=)

 一日、富士の樹海に大満足でした。

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