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2016年12月16日 (金)

伊豆長九郎 暗沢山

 今年の忘年山行は、どこにしましょうか?
 って聞いたら、
「もう冬の山小屋は嫌よ。去年みたいに伊豆の温泉がいいわ~」ですって。
お山から下りて温泉 まではいいのよ。
その翌日にも、近くに登る山があるところって、そんなにないのよねぇ。
しかも、南伊豆になるとアクセスが~(;´o`)

 だいぶ前からあれこれ悩んでいた。
で、K姉さま以外未踏の、長九郎にしよう!と、ここまで決めた。
ここは、シャクナゲで有名なお山。

 熱海まで新幹線か、踊り子号で下田か・・・
翌日の松崎からは、長距離バスで三島へ出て新幹線で帰らないと、お夕飯に間に合わないかな。
バス便が~、と、あちこち調べて四苦八苦。

 塩山タクシーさんに乗っている時、いつものお友達運転手さんが、
「俺、ジャンボで泊まってもいいよ。2日で5~6万で行くんじゃない?所長と交渉して見れば」
ですって( °o° )
今回、マイフレさんが3人ご参加。
なので、公共機関で行く場合、電車+タクシー+バスで、交通費15000円ほどのところ、
半分近い割安で、運転手さんにお昼もご馳走できて、お安く上がりそう~(^v^)v

 なので、横浜から伊豆へ行くのに、大月集合。( ̄~ ̄;)ウーン・・・家からだと、登山口に着くのが1時間以上余分にかかっちゃうなぁ。
 
 ところが、この二日間に限って、雨マークがついてる (+_+)雨だと、ランチ場所にあれこれ悩みます。タクシーも宿も予約しちゃってるし・・・早目に降らないで欲しい!
 富士急ハイランドの近くから、山中湖の脇を抜けて、伊豆半島へ入る。
南へ南へ・・・。

 長九郎登山口から、林道を上がった安田橋登山口のゲートまで、登ってもらった。
ここで標高400m 
Pc137040
 わざわざ大月経由で、しかもタクシーのナビが新東名がない古いやつだったから、登山口到着が12時になっちゃった。塩山タクシーさんは、塩山近辺でこそ土地勘があるんだよね。これに懲りて、帰り道は、ずっとナビしました。

 登山口で、ランチバイキング!

Pc137039
なんと今回、運転手さんをバイキングにご招待。みんなの勢いに、タジタジ~。
沙羅さまみずから、紙皿に取って進ぜましょうぞ("⌒∇⌒")
8人+運転手さんの9人。それは賑やかなランチでした。
 
 さて、林道ゲート奥から・・・
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山葵田に、紅葉がきれい
Pc137044
登山道は、いきなりの渡渉から始まる。
Pc137049
水量が多かったら、難儀でしょうね。これがあるので運転手さんに、「万一のために3~40分待っていてください」ってお願いした。寒い季節なので、万一ドボンしちゃったら、地元のタクシーが入ってくれない林道なので、心配。
 
 谷筋の、ガラガラで歩きにくい急登り。
そうだ、去年天城山稜の、崩れたトラバースで苦労したんだっけ。
この辺り、あんまり整備とか、入らないみたい。朽ちた橋は、渡れずに・・・
Pc137050端を歩く
Pc137051
今は通行止めの林道に、何度も出て、横断したり、ちょっと悩んだり。
林道に出るところに、次の登山道の案内をつけておいて欲しいねぇ。
Pc137052
 パラパラと雨が降り出した。
で、みんなで雨具を着て、傘をさして、
やっと長九郎(995,7m)辺りはガスって真っ白。
Pc137059
 長九郎山は京丸シャクナゲの南限なんだって。日本に自生する野生のシャクナゲは、キバナシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、ホンシャクナゲ、アズマシャクナゲ、キョウマルシャクナゲ。 アズマシャクナゲとホンシャクナゲの中間種がキョウマルシャクナゲ。
ほんのりピンクでかわいいのよ。
 この辺り、ヤマツツジやベニサラサドウダンの木も多い。でも、今は落葉して、静かな尾根になってるよ。

 山頂は樹林で眺めはないけど、ものすごく高い展望台が建てられている。
Pc137061
こんなお金のかかる建造物を作れるなら、もうちょっと、登山道を整備してほしいなぁ。
 でも、山また山の連なり、の向こうの富士山は、感動的なのよ!
・・・今日は、富士山どころか、近くのお山も見えませんが~(;´o`)

 八瀬峠から宝蔵院へ下山。
これ、案内に[大沢→]って言うのしか書かれてないの。
地形図見ても、そのお名前は乗ってない。
方向はあってる。でも、いいのかな、いいのかな、と分岐のたびにドキドキしていたら、やっと、「宝蔵院→」の名前が出ている分岐。
(;-_-) =3 ふぅ~。よかった。
Pc137063
こういう土地勘のない場所を、大勢連れていると、すっごく緊張するね。

 歩き出しが遅かったから、まだ4時前なのに、薄暗くなったころ、宝蔵院に出た。
Pc137064
 そこには、お抱え運転手("⌒∇⌒")
今夜のお宿、松崎伊東園ホテルへ送ってもらう。

 去年は、漁師宿の小さな民宿で、めっちゃ美味しいお刺身が味わえた。
今年もそう言うお宿を探したんだけど、松崎にお安い宿がみつからない(;>_<;)
で、伊東園ホテルが、飲みほが付いて8,424円
これ、お姉さま方にはお得かも~。
ビール・サワー日本酒・ワイン・焼酎が飲み放題。
タラバ・ずわい・鮑・サザエ・帆立・金目・あぶり寿司 などなども食べ放題よ~。
Pc137067温泉も、気持ちがいいですねぇ~。


 12月14日
朝風呂に入って、朝食バイキングを頂いて、
お抱え運転手さんに、暗沢山登山口まで送ってもらう。
「もうちょっと先のT字路で止めて」
近くの鍼灸院?の電話番号を調べて来たの。
本来の管轄外の伊豆だから、運転手さんもカーナビを入れられれば楽でしょ。

 「3時間半後に、ここに来てね( ´ ▽` )ノ」 この時は、この後とんでもないことになるなんて、知る由もない。
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 細い道は、長者原遊歩道、って看板がある!が・・・
草ぼうぼうで、倒木だらけで、雨で流された落ち葉と枯れ枝が積まれた、とんでもない遊歩道。おまけに、朝のうちに止む予報の雨は、ますます強くなる(;>_<;)
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 遊歩道とは言っても、全く整備されていない。
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長者原に出るのに、草藪の後、背丈を越すカヤトの藪!雨で濡れて、先頭から3番目くらいまでは、一瞬でびっしょびしょ。草に着いた露を全身で拭っちゃうからね。それでも、後ろの方の人まで濡れたって。ここから出て来たよ~。
Pc147080
 藪からでた途端の右に、らくらくコース って、草が刈られた道。
これ・・・どこへ行くのかな?

 いったん下って大峠に出て、車道で一等三角点暗沢山(520,1m)へ
Pc147081
高い鉄塔があって、ここからも、山また山の向こうに富士山が見える、いいお山なんだよ。今日は眼下の海も見えないけど~。

 長者原の東屋でおやつを配って、さて「あの、らくらくコースって言うのでさっきの分岐へ出そうな気がするんで、行って見ていいですか」
「賛成」「さんせ~い」
みんな、雨の日に背丈までのカヤトの藪漕ぎは嫌だよね。
これが間違いの素。
途中までは、方向は良さそうだった。
ところが、下り過ぎる(;>_<;)
広場に出て、はっきりした道は行きたい方向と反対。「これじゃ向きが反対。北側に道 ない?」と探したけどない。ちょっと先まで行っても、戻る林道もないし、やっぱ戻りましょうか って言った時の、お姉さま方の顔! みんな、目が点。
「でも、この道で大きな道路に出るんじゃなぁい?車を回してもらえばいいじゃない」今日ゲストの、古い山友のケアマネさんが言う。
( ̄-  ̄ ) ン~ ここまで来ちゃったし、そうするかぁ。ところが、運転手さんに電話しても、電波が届かない(/_;) 後で聞いたら、2度かかって来たから掛け直したけど、圏外でつながらなかったって【T_T】 第一、この辺の林道は、口で説明してわかるような、簡単な道じゃない。

 20分ほど降りたら、ツツジ原ビジターセンター ってところに出て、数人の人が居た。
道を尋ねると、やっぱりカヤトの藪へ、登り返すしかないって(;>_<;)  でないと、歩いたら3時間以上車道歩きだよって。

 なんとこの方が「タクシーのとこまで乗せてやろうか?2人乗りの軽トラだけど」って。
地獄に仏!
で、タクシーの場所まで車で25分。リタイヤ後に、伊豆に住み始めたって言うその方に、色々お話を伺いながら、タクシーの待つ登山口へ。タクシーの運転手さんを先導して、分かりにくい林道をウネウネ。これ、土地勘のない人に、口で説明しても、迎えに来てはもらえないわ!

 この時、タクシーを待っていたお姉さま方は、ビジターセンターのボランティアさんに、おでんとコーヒーをご馳走になって、待っていられたって。雨に濡れて冷え切らなくて、ありがたいわ~。お年を重ねると、疲れた後の低体温症が、一番怖いもの。

 結局、往復で50分近く、私たちの為に運転して下さった、見ず知らずの方に、重ね重ねお礼を言って、持っていたポチ袋に、ガソリン代を包んだ。
そんなものじゃ、感謝してもしきれない。

 やはり『下り過ぎだな』と『おかしいな』 と思った時に、早目に元に戻るのが基本だね!いくら雨でも、藪でも(;>_<;)
こんなありがたい結果になって、ほんとうによかったけど。

 下山して、帰路の途中で、運転手さんも一緒にイカスミ焼きそばでランチ。
Pc147088
運転手さんと、道路の話をしていてふと後部座駅を振り返ったら、お姉さま方それぞれが爆睡。

 二日続けて雨の中を歩いたら、疲れるよね。
道間違えの後、タクシーまで乗せて頂いたビジターセンターのボランティアさんに、本当に、本当に、感謝です。 

 寒い雨の日に、土地勘のない山へは、お姉さま方をお連れするのは もう止めよう。エアリアマップの赤実線ルートが、これほど荒れ果てて廃道化しているとは、思わなかったよ~。
【T_T】
堂が島でやっと海にお日様が
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 途中の駅で降りたいって方がいて、でも、どこで自動車専用道路を下りるかが難しい。あれこれ運転手さんと協議して、伊豆縦貫道を一旦降りて、三島駅へ寄ることに。車窓から、三島大社へお参り~。

 お姉さまと、ご近所のケアマネさんの二人を降ろして、高速へ戻って、大月到着が5時半。

 大月駅前は、富士山模様のイルミがきれい。
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 塩山タクシーの運転手さん、長時間の運転、お疲れ様でした( ´ ▽` )ノ
来年もよろしくお願いします~。

 久々に、お山からの帰宅が8時近く、お夕飯には、完全に間に合いませんでした(;´o`)

 今回は、反省点の非常に多い山になりました。
 エアリア実線でも、南アルプス深南部並みに、伊豆も道が荒れているんだね~(/_;)

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コメント

こんにちは!
いや~あっ、伊豆の山へ行くのに大月に集合とは(吃驚)。奇特な運転手さんがおられるものですね。
登山道を分断する林道にはどこででも悩まされますね。それも通行止めの林道なら造らない方がいいのに、公金が動いているのでしょうね(>_<)
おかしいと思った時の行動は大事ですよね。それも、多くの人を先導していると尚更ですね。反省の残る山行になったようですが、これを肥やしに一回り大きくなって下さいね(^_-)-☆

山ちゃんさん
行きたいのはこっちの方角じゃない! って言ったんだけど、冷たい雨が降っていて、登り返しが嫌そうなお姉さま方・・・そして、幅広い登山道。降りてタクシーを回してもらえばいいじゃない と、皆さん思ったようです。ところが伊豆の山の林道は、口で説明して伝わるような分かりやすい道じゃない(/_;)
うかうかとつられてしまって、大失敗でした。ご親切な方に、往復45分もお車に乗せて頂いて、本当にありがたかったです。

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