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2016年12月10日 (土)

富士大室山 大室風穴・背負子風穴・富士風穴

 ひょんなことから、山友が連れて行ってもらうお山に、横入りで参加させて頂くことになった。

 中央本線で、山友と合流。勝沼で、リーダーさんに、よろしくお願いします(/・0・) 

 精進湖の脇を通って、大室山が、だんだん近くなる。この緑のモコモコな、富士の樹海が好き。溶岩と苔と、針葉樹と広葉樹の混合林。

 車を置いて、林道ゲートから樹海へ。
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谷に沿って登ると、葉の落ちた自然林。
( ^o^ )うっわぁ~。
木漏れ日が、柔らかくてきれい。
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 大室山は、4000年ほど前に噴火した単成火山なんだ。愛鷹や箱根は、40万年前って言うから、地球レベルでは新しい方かな。
リーダーが、道のない斜面を登って行く。
私は、きれい~とか、おしゃべりしながら、最後尾からついて行く。
いやぁ("⌒∇⌒")  気楽でいいねぇ~。

 標高差 300mほどで、お鉢に出る。
大室山(1468m)山頂は樹林。
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南へスズタケを分けると、藪っぽい場所に、
二等三角点 点名『大室山』
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その先が、展望地。

 目の前に、ズームしないのに、画面からはみ出す富士山。そうだよね、だってここ、富士山の裾だもん。 残念なことに、今日はみごとな傘雲に覆われています。
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いいよいいよ、火曜日に、佐渡からのマイフレさんに、きれいな富士山を見て頂けたんだから。その時の倉見が見えてます。
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 笹っぽい道から、葉を落とした広葉樹林の斜面を、ザクザク100mほど降りると、火口に出る。
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('o'=) こ・ここは・・・
なんて言うか、異空間?
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何か、妖精さんでも出て来そうな、枯草の草原でした。地面には、カエデ科の葉っぱがいっぱい積もっている。ってことは・・・新緑の時はものすごくきれいだろうなぁ。
ここ、お姉さま方を連れて来た~い!

 火口西側から、時計回りに一度山頂へ戻る。ちょい藪こぎ。
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リーダーさんが、とぼけた表情で「あれ?ここどこだろう。どこだか 分かんなくなっちゃったよ」って、山頂手前で言う。爆笑!
 これ、お姉さま方お連れした時、言ってみようかな("⌒∇⌒") キャハハ

 さて、こう言う、尾根がはっきりしないお山は、下山が難しいんだ。

 でも、ここへ何度も来ているリーダー、ピンポイントで広場へ降りた。でね、下山後に、面白いところに連れて行ってくれたよ。

 平安時代、富士山の北西山麓ですごい噴火があったんだよ。
貞観大噴火って、色んな記録が残ってる。地震もすごかったんだって。 流れ出た大量の溶岩は、大室山を迂回して流れて、森林地帯を焼き払った。 だから、大室山は、新しい溶岩で覆われていないから、植生が豊かで、ハリブキやカエデ科の木も多いの。
 ドロドロと、燃えながら流れた溶岩は、北麓にその頃あった、大きな湖を埋め尽くして止まった。溶岩は空気に触れたとこだけ、急に冷えて固まり。でも中身はドロドロのまま流れるから、空洞だけが残っちゃうのが風穴。大木とか埋めて、後から木が燃えてできた穴もあるよ。中にガスとかたまって、ボコッと息を吐き出してできた穴もある。
 その辺の溶岩地帯が、長い年月を経て、鬱蒼とした緑の森になっている。
 ツガ・ヒノキ・ハリモミとかの針葉樹と、ミズナラやイヌブナなんかの広葉樹の混合林。
 そんな中に、色んな穴が開いてるの。
国指定天然記念物なんだけど、案内板は少ないし、道標はない。
 そんなものがあると、探そうとして、迷っちゃうからね。樹海は、どっちを見ても同じように見える景色で、とっても迷いやすいんだよ。
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 最初に大室山北東の、大室風穴へ。
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ほんとに、ぽっかりと地面に穴が開いてる。
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ここから、リーダーがまだ見つけられてないって言う、背負子風穴ってのを、一緒に探す。途中、巨大サルノコシカケが。
Pc096933で、座ってみた。座り心地がいい!
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「この辺、何度も歩いたんだよ」って言いながら、方角だけで歩いて「あった~」って!
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おぉ~(ノ°ο°)ノ
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 ここは、入口がほどよい傾斜で降りられる。
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ヘッデンつけて、細い穴へ降りて入ると、奥が深くて、広くなってる。見つかって、よかったですねぇ。すごい勘ですねぇ。
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 さっき降りた地点へ戻って、ここはほんとに癒される空間。
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富士風穴へ。
ちょっと前、タモリさんがテレビでここへ来たのをやってたんだって。
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 ここは、かなり広くて、入り口の段差には、梯子がある。
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もちろん明かりはないから、ヘッデンつけて、足元が見やすいように、もう一つ懐中電灯つけて。
 奥には氷があって、明治時代には蚕種を貯蔵する場所としても、使われていたらしい。一年中 寒いもんね。
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 融けて・凍って・融けて・・・ツルツルの地面は怖い。ずっと奥に、斜度のある氷の床。リーダーさんは、もっと行きたそうだったけど・・・ここはアイゼン禁止だし~、
無理~(;>_<;)
で、あちこち眺めながら、慎重に戻ってきた。

 私のカメラじゃ、広い氷の洞窟が感じが伝わらないけど・・・
 ケービングごっこ、面白かったよ。
Pc096970すごく広いんだよ。
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 観光バスとかで行く、鳴沢風穴と氷穴は、観光客がゾロゾロだけど・・・
こちらは、自然林の中にシーンとして、ステキな雰囲気
(*^_^*)v

地球の気のエネルギーが、もらえる気がする~。

 観光化されていない洞窟探検、最高!
(=●^0^●=)

 一日、富士の樹海に大満足でした。

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コメント

こんにちは!
富士の樹海、迷って遭難する所も多いとか?珍しい花も咲くようなので一度は訪れてみたいものですが、やはり、案内して頂かないと行けないのでしょうか?

山ちゃんさん
コンパスとGPSが使える、バリルートに慣れている人なら行けるかも。
ただ、どこを見ても同じような景色に見える樹海は、視覚では現在地が分かりにくいので、それで余計、迷うんでしょうね。
ここは春に、お姉さま方をお連れしていきたいと思っています。
その前に、もう一度下見かな。

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