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2019年7月20日 (土)

存在しない子供たち


 前々から話題になっていた映画『存在のない子供たち』
を、渋谷に見に行ってきた。

 私は、中高大と渋谷の女子校だったので、渋谷駅周辺は歩き慣れている。
映画館は、原宿方向へちょっと歩いたところだから・・・
山手線沿いの、宮下公園の中を歩こうと思ったら、まだ入れない。
もう、ずーっと工事中。
一時は、ブルーシートのホームレスがいっぱいいたんだよ。
オリンピックに向けて、複合施設と屋根付きの公園になるんですって。
なんか、巨大ゲートみたいなのができてるよ。

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映画館は、あんまり来たことがない、ヒューマントラストシネマ渋谷ってとこ。
宮下の交差点にある、複合ビルの一角。
こんなところに、映画館があるんだ~。

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 両親を訴えた、裁判のシーンから始まる。
主役の子が『育てられないのに子供を産んだ罪』で訴えたの!

 両親が出生届を出さなかったために、誕生日も知らない、身分証明書が作れない少年。
中東の貧民窟に生まれて、学校へも通えないし、兄妹たちの面倒をみながら、路上で物を売って働きづめ。
仲良しの11才の妹が、父親に無理やり、ロリコンの大家と結婚させられてしまう。

 少年は怒って、家を飛び出して、でも、身分証明書がないから、ちゃんと働けない。

注! ここからネタバレ
11歳の妹は、大家と結婚させられてすぐ妊娠して、出産の時に死んでしまった。
その事を知った長年は、大家を刺して、牢獄生活。
監獄の中でテレビで見た、電話相談室みたいなのに電話して、少年は、両親に向けて訴訟を起こしたの。
その罪は、「ぼくを生んだこと」「育てられないなら子供を産むな」
 
 主役の子は、シリアの内戦でレバノンへ逃れた難民。
10才くらいから、ずっと働いてきた子なんだって。
妹役の子も、どこの出生かも分かっていない、幼少をエチオピアの難民キャンプで過ごした子。
不法移民として、親が逮捕されて!
この監督が身元保証人になって、釈放されたんですって。

 ハイハイからようやくタッチした赤ん坊が、驚くほどの演技!
実際は演技じゃなくて、きっと長くカメラを回して必要なところを撮ったんでしょうけど。
とにかく、赤ちゃんなのに、すごい迫真の演技なの。
それと、主役の子の、無表情に近い深い人生の底を知り尽くしたような表情が、印象的で・・・

とっても色々考えさせられました。

 万引き家族がカンヌ映画祭にノミネートされた時、
この映画もノミネートされたんですって。
知りませんでした。

 11才で無理やり結婚させられた妹・・・

 私はチャイルドスポンサーシップって言うので、12年前にバングラディッシュの5歳の女の子の支援を始めた。
お手紙のやり取りをして、18才まで勉強して、英語の先生になるのが夢だ って話していたのに・・・
15歳で、突然「結婚したので支援は打ち切りとなります」って言う、事務局からのお手紙が来た。
15歳で・・・きっと無理やり結婚させられちゃったんだ【T_T】

 支援を続けるなら別の子を って言われて、なんか怒りが湧いてきた。
支援しても、結局無理やり羊と交換とかで結婚させられちゃうの?
結局今、この子の最初と同じ、5歳のネパールの女の子を引き受けた。
けど・・・
この子も、無理やり結婚させられる なんてことがないように、祈るしかできない。


久しぶりに渋谷に出たので、友人と待ち合わせて、ランチしてきました(^ー^* )

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渋谷は、東京オリンピックに向けて、あちこち工事中。

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このお金で、あの子たち全員に、ご飯が食べさせられる、とか、思っちゃった。

 なんか・・・
あの子供たちがいるのに、ここでぜいたくなランチが申し訳ない気がする。
私に・・・何ができるだろう。
 
 映画の最後は、救いの気持ちを残して終わっています。


そうそう!
映画の予告の時、政党広告みたいなのが流れたよ。
明日は、みんな選挙に行こうね!

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