破風山 城峰山 両神山
10月始めに、
「gotoを使ってどこか行きたいわね」
って話になって、下仁田の何度もお世話になっている古民家民宿に連絡して見た。
お宅はgotoやってます?
「あんな面倒なもんやらないよ」ですって。
そうよね。お金は建て替えになっちゃうわけだし、手続きは煩雑だし、
おまけに地域振興券もすっごく面倒だし。
で、じゃぁ、どこへ行こうか。
ってなったら、「私、両神山へ行ってないんです」って声が。
あら、国民宿舎両神荘なら、goto使えるね。
でも、最近ゆるいお山が多くて、6時間の両神はきついかも~。
ってことで、ここ3回は、そこそこ標高差の大きい、歩きでのあるルートにしました。
翌日に腿が張った、って言ってたから、少しは筋力がついたかな(´ー`)
お宿も予約したし、電車とバス便がつながらなくて苦労したけど、何とかなるかな。
最後に、朝6時半にタクシーを予約しようと思ったら!
秩父のタクシー会社は、6社電話して5社が、新型コロナ以降、朝8時出社ですって。
残り1社は7時だって。
「では7時にお迎えお願いします」
って言ったら
「いえ、出社が7時なので、両神荘ですと7時半は回ります」
秩父のタクシー、悠長ですねぇ(/_;)
みんな楽しみにしているし、お宿は取っちゃったし・・・
どうすりゃいいのさ、この私~。
困った時の塩山タクシーさん!
山梨から、雁坂トンネルを抜けて、秩父へ行ってください(´ー`)ノ
前置きが長くなりました。
両神山へ登るのに、埼玉ではなく山梨の塩山集合です。運転手さんのお弁当とお飲み物持参。
山梨から、トンネル潜って埼玉へ抜けちゃいます。
一日目は、登り初めが遅いから、皆野アルプスをチョイス。
当初の予定では、下山後のバスを下りて皆野駅で電車を1時間近く待って、三峰口で電車を降りて、お宿にお行くバスを40分待つ。宿へ付くのが、お夕飯ギリギリになっちゃうかなって思ってた。電車の本数は少ないんだから、電車の時間に合わせてバスを運行してくれればいいのに~。
でも、タクシーお貸し切りだと、山道もちょっと奥まで行けちゃうし、時間が余るから、別のお山にも寄ってもらえそう。
塩山タクシーさんはカーナビを使わないので、私が道案内をしつつ、編み物。
満願の湯の奥に、どんどん登ってもらって風戸集落からの登りだし。
尾根に出ると、今年の2月に来た時登った猿岩が見えて来る。
「登ってみる?登れるよ」
「はーい!、登りたいです」
火曜会若手4名が名乗りを上げる。
若手ったって、23才も60才もひとくくりよ~
親子以上に年が離れているけど・・・
それでも、85才から見たら、60才も20才も、若手でしょ~("⌒∇⌒") キャハハ
ちょこっとクライミングで遊んで、尾根を登ると破風山(626,5m)
狭いけど眺めがいいです。
ここで火曜会ランチ~♪~
今日は、気温が高くて霞んでいるけど、明日登る両神山がよく見えます。
ちょっとだけ西へ行ってから、谷筋の道で北に下りると、下山口にはタクシーが待っている。
いいですねぇ~(*^_^*)v
なんて言う贅沢。
そして、そのまま道の奥へ奥へ。
城峰神社に行って頂く。
由緒ある神社で、藤原秀郷が平将門を討った時に隠れたって言う、将門隠れ岩があります。
そこは、かなり長い鎖で登るので、今日は行かない。
15分の登りで、城峰山(1037,8m)へ
城峰神社の狛犬は狼。奥秩父から奥多摩にかけては、狼信仰があるのよ。
大きな展望台のある、眺めのいい山頂にはこんな看板。
一等三角点峰で、私は3回目。
「展望台があって、とっても眺めがいいのよ」
って、運転手さんを誘ったら、一緒に登ったよ。私が朝渡したジュースとサンドイッチを持って登って、山頂で遅めのランチなさってました("⌒∇⌒")
こんな機会でもないと、駅から遠い城峰山へは、火曜会では来れないから、いい機会でした。
下山して、途中、阿熊渓谷の看板
アクマ渓谷?小さい渓谷で、アグマと呼ぶみたいでした
明日の朝食とお弁当を買って~お泊りの国民宿舎まで、30分。
今回は、朝食無しで8580円。
これが35%引き。ありがたい。
のんびり温泉に入って~
お夕食は、とってもヘルシーで品数が多かったよ。
新型コロナの感染者数が増えて来たから、月曜日の夜にふと思い立って工作。
お夕飯の時って、マスクを外すじゃない。
食べている時もどうしても話すから、マウスガードが欲しい。
クリアファイルを切ったのもに、表面が分かるようにマスキングテープを貼った。
上の面を鼻に当てるようにしておしゃべりすると、かなり飛沫が防げる。
気温が低くて乾燥していると、夏よりも飛沫が飛ぶから、机の幅がかなり広くても危ない。
右手はお箸、左手はマウスガードね。
ボケ防止と反射神経も鍛えられるから、これからの火曜会では頑張って使ってください。
寝しなにもう一度温泉に入って、早め寝ます。
11月18日
昨日、コンビニで買った朝ごはんを食べて、6時半にお宿を出発。
日向大谷登山口に7時に到着。
運転手さんには、四阿屋山両神の湯でのんびりすることをお勧めして、お風呂代と昼食代をお渡しして、
「帰りは2時半くらいだけど、出来れば早めにお迎えに来てね~( ´ ▽` )ノ 」
百名山の両神山は、道はよく整備されています。でも、いつぞやは、豪雨の後に来たら、渡渉が危うかった上に、橋が流れていてアウトでしたっけ。
朝日を浴びて、紅葉が光る。
崩れ気味のところもあるトラバースや渡渉を繰り返して、でも、ちょっとした岩にも鎖がある。二時間ほど歩くと、今は避難小屋になっている清滝小屋。
この後ろの石碑の所に、にちょっとした鎖が付いた岩場があって、ここでも若手が遊ぶ~
ここで、81才のお姉さまが
「ここから、ゆっくり一人で行くわ」
って~( °o° )
「何でですか?ここまでマップタイムですよ」
「でも、皆さん待たせるのは悪いから先に行って。のんびり行くから、そう決めてたのよ」
このお姉さま、このルートは、前にも歩いたことがあるそうです。
そうしたら、85才のお姉さまが、
「自分で限界を決めないの!」
だって!!!
(ノ°ο°)ノ オオオオ
かっこいい!
自分で限界を決めない。
出来そうで、なかなかできないことですね~。
で、またみんなで一緒に登る(*^_^*)v
以前鎖場だったところは、工事現場みたいな階段が付いていました。
一気に勾配が強くなって、お姉さまの息使いがハァハァしてきて、スピードを落とす。
狛犬じゃなくて狛狼の、両神神社を通って、
ちょっと高度感のある岩場を通って、
両神山(1723m)
山頂は狭いから、ここでランチバイキングは無理だけど・・・今日は各自ランチなので、大丈夫。
23歳のNちゃんと、Pちゃんは初登頂。
そして、5人は、このルートがお初でした。
浅間山や、薄く北アルプスも見えて、富士山も見えて気持ちのいい眺め。
Nちゃんは体幹がしっかりしているから、初心者でも腰が引けないで、下りの姿勢がきれい。
のんびりおにぎりを食べて、来た道を下山。
今回は、往路下山だったので、80代のお姉さま方は
「無理なら、清滝小屋辺りで待っていればいいものね」
ってことで、ご参加くださいました。
だから、清滝小屋で、別行動でのんびり行こうって思ったんでしょうね~。
両神神社のお社の戸を開けて、何を見ているの?
下山途中で、滑ったり躓いたりが多くなったので、一度足のストレッチを入れて~
紅葉がきれい
結果、ほぼほぼマップタイムで歩けました。
今日は、累積標高差1360m 26000歩でした。久々の歩きごたえ。
このお山のために、前3回の火曜会は、標高差1000mほどのルートにしたんでした("⌒∇⌒")
雁坂トンネル手前でパトカーと救急車が停まっていた。
ガチャつけてヘルメットの山岳救助らしい人がいたから、
山岳救助のようだ。山道は危険がいっぱいだから、気を抜かずに歩かなきゃね。
塩山まで送ってもらって、特急あずさで帰ってきました。
改めて!
日向大谷から両神山を日帰りできる80代って、ほんとうに素晴らしいと思います。
火曜会のお泊まり山行、お疲れ様でした。
マップタイムで歩けるなんて凄いですネ~♪
自分も目標とさせて頂きます。
実は清滝小屋からの登りで、お師匠さまとすれ違ったんですね。
皆さま少し高いところに上がり、ザックを山側に向けて、登りの自分達に道を譲って下さいました。
4人連れで、自分が先頭でマスクをして歩いていました。
道を譲って下さいました皆さまのお顔を見ながら「こんにちは、ありがとうございます!」ってご挨拶をしながら歩いてましたら、女性の1人がKさんのコミュに入っていて、久々の再会だった様です。
そのパーティーにお師匠さまがいらしたとは、スルーしてしまい、大変ご無礼を致しました。
(゜ロ゜;ノ)ノ m(__)m
スタート時間が遅いので、管理人さんからメンバーにヘッテンを持って来てもらうよう、お願いしました。
どこに着けたら良いのか、わからない人もいて、リーダーが教えていました。
ご神仏に「無事戻れます様お見守りをお願いします。」と、石仏や奥の院で手を合わせたお陰だと思います。
暗くなりましたがお陰さまで皆無事に戻れました。
暗くなる前に下山するのが鉄則でしたが、ヘッテンを付けた歩きを経験して欲しいと思う気持ちと、山頂は諦めて明るいうちに戻るか迷いました。
投稿: 鈍足 | 2020年11月19日 (木) 15時12分
鈍足さん
ご丁寧なコメント、ありがとうございます。
あの時すれ違った、Kちゃんのお知り合いのいるグループさんでしたか。
トップの感じのいい男性、覚えています(^ー^* )
山頂まで、マップタイムでも1時間半あるのに、今から登り?
って、みんなで気にしておりました。
予めヘッデン持参の連絡はさすがです。
おそらく、メンバーさんが集合時間が早くできない位置関係だったんでしょうね。
ヘッデンの付け方を知らないメンバーって・・・ そう言う方もいた中、ザレたトラバースや、
渡渉のあるルートを、ご無事で下山で何よりでした。
リーダーお疲れ様でした(/・0・)
川の水位が低くて、渡渉がめっちゃ楽でしたね(^ー^* )
投稿: しゃら | 2020年11月19日 (木) 23時35分